あたりまえのことですが、借りてから返すまでの期間は、
短ければ短いほど返済利息が少なくて済みます。
銀行などの金融機関、消費者金融会社などの貸金業者から、お金を借りた場合、年間の金利が決められているのですが、それを一日、つまり日利に直して金利計算を行っているのです。
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お金を借りるなら銀行と消費者金融会社はどっちがいい?
✨お金を借りるとなると、銀行と消費者金融会社の2択となります。
ここでは、クレジットカードのキャッシングは考えていません。ショッピング枠と一緒になっているので、クレジットカードのキャッシングは困ったときの緊急手段(これもけっこう多いと思いますが)のとき以外は考えないようにしましょう。
銀行と消費者金融会社ですが、これはどこでも語られているように、銀行の貸出金利のほうが消費者金融会社の貸出金利よりも確実に低く設定されています。それなら、銀行からお金を借りたらいい、ということになるのですが、銀行は審査基準が厳しく、誰でもすぐに貸出OKというわけにはいきません。
金利を低く設定しているだけ、融資先を厳選していると考えていいでしょう。銀行は、預かったお金を集中運用して運用益が計算できるので、貸し出す方に本気にならなくてもいいのです。どちらかというと銀行は法人向けに貸し出すほうに傾注していると考えていいでしょう。
いっぽうで消費者金融会社は、貸し出すことでしか利益を得ることができません。そのため、金利を高く設定する代わりに、審査基準を低く設定し、パート、アルバイト、フリーターといった正規雇用で若干収入が不安定な人にも積極的に融資をしているのです。
お金はどこで借りても価値は変わりません。そのため、金利の低さが全てと考えると返済利息が少なくて済む銀行で借りたほうが有利なのは間違いないでしょう。
お金をすぐ返すことができるなら消費者金融のほうがおススメ!?
返済利息は年利を日利に返還して日々利息を計算します。ですから、年利が15%で、100万円借りたとします。そうなると1年後の返済利息は15万円ということになります。この15万円を365日で割ると、411円になります。つまり、1日410円の返済利息(返済手数料)がかかることになるのです。
410円でしたら、コーヒーが飲める金額です。これが1年積み上がると15万円にもなるということです。このことから、100万円借りて3日後に100万円を返済すると411×3日の1233円の返済利息がかかりますから、100万1,233円の返済となります。実際は、分割返済になりますから、残債に対しての利息計算になるので、このような綺麗でわかりやすい返済にはなりません。
お金を借りるには銀行のほうが金利が低いので、返済利息も当然銀行カードローンのほうが少なくて済みます。もっとも、金利15%の銀行カードローンと金利16%の消費者金融会社のカードローンでしたら、100万円の借り出しで返済利息を日割りにすると、15%で411円、16%で438円わずかに27円の差です。もっと返済期間が伸びるとどんどん返済利息の差が開いていきますから、お金を借りるにしてもすぐ返すことができたら、返済利息の差を詰めることができるのです。
しかし、ここで考えなければならないのは、審査です。で銀行の場合は審査も厳しく、希望する融資額で審査が下りるのかという問題もあります。一方、消費者金融のカードローンの場合は即日融資で審査が甘いとは言いませんが、借りて側の条件に寄り添ったサービスです。
また次で説明する、消費者金融の「無利息期間」もお得ですので銀行か消費者金融か迷っておられる方は借りる際の条件として考えてみましょう。
消費者金融会社のカードローンがおススメの理由!
銀行カードローンよりも消費者金融会社のカードローンで借りたほうがお得な場合があります。
それは、「無利息期間」が利用できて金利0円で返済できることです。
実は大手の消費者金融会社のカードローンでは、初回に限りとなりますが、無利息期間を設定しています。初めてその消費者金融会社のカードローンに融資の申し込みをして、審査に通ってお金を借りたとします。
そうなると、金額多い少ないに関係なく、消費者金融会社の設定した無利息期間内に全額を返済すれば、無利息つまり借りた元金だけの返済で済むのです。これは、5万円借りたら5万円を、100万円借りたら100万円を無利息期間内に全額を返済すれば、返済利息は一切かかりません。
気になる無利息期間ですが、大手消費者金融会社のカードローンの場合は30日間で設定しています。30日間ですから、この間に必ず給料日があります。そのときに一括返済すれば借りた分だけの元金返済で済むのです。初回に限るという条件付きですが、銀行カードローンにはない、消費者金融会社独自のサービスですから、ここぞというときにこの無利息サービスを利用すると良いでしょう。
消費者金融会社の無利息サービスを知ろう!
大手消費者金融会社(アコム、プロミス、レイクALSA、アイフル、ノーローン)の無利息サービスについて説明します。
・アコム 30日 契約日の翌日から 初回のみ 3.0~18.0%
・アイフル 30日 契約日の翌日から 初回のみ 3.0~18.0%
・ノーローン 7日 契約日の翌日から 何回でも 4.9~18.0%
・レイクALSA 30日 契約日の翌日から 初回のみ 4.5~18.0%
・プロミス 30日 初回借入日の翌日から 初回のみ 4.5~17.8%
契約日の翌日から無利息サービスが発生する場合、契約即借り入れの場合は問題ないのですが、後日の借り入れとなると、当然経過した日にちもカウントされるので、10日後の借り入れでしたら、無利息期間は20日ということになります。
もう一つの初回借入日からの無利息サービスはプロミスのみとなっています。30日の間に返済日があるときは、それは無利息期間と関係なく一定の返済はしなくてはいけません。返済額は元金に充てられます。無利息期間中に返済日があり、その返済日に返済しなければ、その時点で無利息サービスは終了します。その日から返済利息が計算されるのではなく、借りた日の翌日から返済利息が計算されるので、注意が必要です。
このあたりが複雑そうですが、基本的には通常の借り入れと変わらず、返済日には決められた返済金額を返済します。ここで、気になる人もいるかもしれませんが、消費者金融会社のカードローンの場合、返済はいつでも自由です。返済日に返済するのは基本として、そのほかの日でもお金に余裕のあるときは自由に返済してもかまわないのです。
ですから、無利息サービスの場合も無利息期間内に元金の返済をきちんとしなくてはいけません。また、無利息期間中に新たな借り入れをした場合は、当然ですが、通常の金利がかかります。
レイクALSAの場合、通常の無利息サービスの他に借入額が5万円まででしたら、無利息期間が180日となります。少額の借り入れのときは是非とも利用したいサービスです。
消費者金融会社がかなり前に行っていた7日以内の返済の場合の無利息サービスをノーローンが行っています。何回でも利用可能ですが、月に2度の利用はできません。
※ジャパンネット銀行、楽天銀行も初回に限る無利息サービスを実施しています。
「お金を借りる、そしてすぐ返す人」のまとめ
お金を借りるには、銀行や消費者金融などの選択がありますが、すぐに返すのならまずは30日間の無利息期間がある消費者金融のカードローンを検討したいものです。
ほとんどのカードローン会社(ノーローン以外)は1度限りの利用となってしまう無利息サービスですが、かなり利用価値のあるサービスです。お金を借りることが滅多にないという人は、ここぞというときに無利息サービスの存在を知っておくだけで、無駄な出費を回避することができます。またプロミスの場合は、借りたい日を無利息期間のスタート日に設定できますのでお得になります。
お金はすぐに返したいけど、30日では厳しいという人は、金利が低く設定されている銀行も検討するべきです。但し、銀行の場合は審査が通るのかがポイントになります。短い期間であると金利もそこまで気にするレベルではなくなりますので消費者金融のカードローンと比較検討するのが良いでしょう。